出産準備として必ず用意しておかなければならないのが赤ちゃんの寝床です。
ベッドで寝ている家庭ではベビーベッドとベッドインベッドが主な候補になります。
育児用品は出費がかさむのでなるべく低コストで使いやすいものを購入したいですよね。
この記事ではベビーベッドとベッドインベッドを比較し、私がおすすめの寝床について理由とともに紹介します。
ベビーベッドとベッドインベッドを比較
ベビーベッドとベッドインベッドを比較した特徴について以下の表にまとめています。
ベビーベッド | ベッドインベッド | |
安全性 | ◎ | △ |
コスト | × | 〇 |
使用期間の長さ | 〇 | × |
手入れのしやすさ | △ | 〇 |
省スペース | × | 〇 |
移動しやすさ | △ | ◎ |
ベビーベッドのメリット・デメリット
- 赤ちゃんが周囲の環境から守られるため安全性が高い
- 寝返りやつかまり立ちができるようになっても使える
ベビーベッドは柵で赤ちゃん専用のスペースを確保することができるため安全性が高いです。
特にきょうだいやペットがいる場合は赤ちゃんスペースへの侵入を防ぐことができるため使用する方が多いです。
パパママが立ったままお世話でき、月齢が進んでもベビーサークルとしても使用できるメリットがあります。
- 置いておくと場所をとる
- 大きいため処分が大変
- ベッドインベッドに比べて高い商品が多い
一方で、使わなくなった時の置き場と処分、価格がネックです。
ベッドインベッドより使用可能期間が長く設定されていますが、夜間のお世話で毎回立ち上がるのが面倒、赤ちゃんが寝ないなどの理由から添い寝になり結局使用しなくなるケースが散見されます。
置いておくには場所を取ります。処分は粗大ゴミか売るかですが、どちらも手間がかかります。
価格がベッドインベッドと比較して高いため、使用できる期間が短くなってしまうと痛い出費になりやすいです。
ベッドインベッドのメリット・デメリット
- コンパクトなので場所をとらない
- 持ち運びができるため使用場所を選ばない
ベッドインベッドは省スペースで持ち運び可能な手軽さがメリットです。
持ち運びが可能なので自宅内のリビングと寝室両方の寝床として、里帰り先の実家と自宅両方の寝床として使用できるなど汎用性が高いです。
- 同じベッド内で寝ているため安全性はベビーベッドに劣る
- 対象年齢が短く6か月頃までの商品が多い
一方で、就寝中に赤ちゃんスペースに親が侵入してつぶさないよう注意が必要です。
ベッドインベッドの枠に高さがあるもの、硬いものなど安全性の高い商品を選ぶと良いです。
使用可能年齢はベビーベッドより短く、寝返りをする頃までの商品が多いです。
そのため、ベビーベッド卒業後の寝床を考えておく、長く使える商品を選ぶなどの対策が必要です。
ベッド派にはベッドインベッドがおすすめ
ベビーベッドとベッドインベッドどちらも使用できる環境の場合は、ベッドインベッドをおすすめします。
3つの理由を以下で説明します。
汎用性が高く失敗しにくい
汎用性が高いベッドインベッドは購入しても「失敗した」となりにくい商品です。
育児用品は赤ちゃんによって合う・合わないがあるため、実際に使用しないとわからないというのが購入に踏み切れない理由の1つです。
出産後、赤ちゃんが添い寝でないと寝てくれない、ベッドの上ではお世話しにくい、夫婦別で寝たほうが良くなった…などの産後に起こる様々な変化に対応できます。
母乳なのかミルクなのかによってもお世話の方法、授乳の仕方、ベッド周りの使い方が違ってきます。
産後になってみないとわからないことが本当に多いです。
私たちは事前にベッドインベッドを置いてサイズを確認していましたが、実際に育児が始まるとオムツ替えのグッズを近くに置いたり、寝たり起きたりでお互いにぶつかって起こしてしまったり、想定よりベッドが狭く、お互いの睡眠の質が悪くなりました。
男の人は赤ちゃんの声で起きないと聞いていたのですが、夫が敏感で赤ちゃんのちょっとした声や私の動きに気付いてしまい、昼間の仕事に影響が出てしまいました。
結局今は別々で寝ていますが、ベッドインベッドは床に置けるので私と赤ちゃんだけリビングに移動することができています。
初めての育児だと実際に出産してみないとわからないことが多いため、このように汎用性が高いベッドインベッドはせっかく買ったのに使えなかったという失敗が起きにくいです。
簡単に移動できる
1人で簡単に自宅内を移動させることができるため、リビングの居場所と夜のベッドが1つで完結します。
ベッドインベッドの種類によっては、赤ちゃんが寝ている間に移動させることができます。
脱衣所へ移動させてお風呂の間の待機場所にしたり、家事の間いつでもパパママの目が届くところに赤ちゃんを寝かせておくことができて安心です。
また、移動は自宅内だけでなく、里帰りで実家に滞在するときや旅行のときなど自宅外でも赤ちゃんの寝床として使うことができます。
環境の変化は赤ちゃんがグズるのではないかと、新米パパママにとっては結構ドキドキします。
そのため、移動先でも赤ちゃんが慣れている寝床を使うことで、赤ちゃんとパパママ両方のストレスを減らすことができます。
私は出産するまでベッドの上で使うことの想定ばかりしていましたが、リビングの居場所にも使うことができ、寝てしまった赤ちゃんを寝室にベッドのまま運ぶことができるなんて思っていませんでした。
移動させられることがとても助かっていて、夕方寝てしまっても寝室へ起こさず移動できるので、リビングは明かりをつけたまま生活ができています。
掃除機をかけるときも赤ちゃんを起こさずに避難させることができます。
費用が抑えられる
ベッドインベッドはベビーベッドに比べて安価です。
ベビーベッドは大体15,000円~25,000円、ベッドインベッドは10,000円前後の商品が多いです。
購入時の価格だけでなく、処分にかかる費用も抑えられます。
ベッドインベッドは粗大ごみに分類されない商品もあり、処分しやすいです。売る場合、小さく解体するという作業がないので楽です。
ベビーベッドに比べて対象年齢が短いですが、結局長く使えるかどうかは赤ちゃんとそのパパママによるところが大きいです。
ベビーベッドでもベッドインベッドでも、卒業後の寝床を考えなければいけないのは同じなので、初期費用を安く済ませ、赤ちゃんの様子を見てベストな選択をするのが良いと思います。
迷う場合にはまずレンタルがおすすめ
なるべく最小限でコストをかけず、失敗しない育児用品を選びたいという超慎重派なパパママにはレンタルがおすすめです。
ベビーベッドはもちろん、ベッドインベッドもレンタル可能です。
レンタル会社によって価格には差がありますが、例えばファルスカ「ベッドインベッド」は対象年齢が6か月です。
1か月約2,500円~3,000円くらいでレンタルでき、寝返りできる6か月頃まで借りても約6,000円~8,000円です。
実際に購入すると1,0000円以上します。
レンタルは使ってから必要かどうか決めることができ、自宅の物が増えないためおすすめです。
私は出産前にベッドインベッドを借りて実際にベッドでのサイズを確認することができたので購入に踏み切ることができました。
費用を押さえたいのであれば、レンタル後にリサイクルショップやフリマサイトで購入するという方法もありますね。
育児用品のレンタルをしているBabyrentaは商品ラインナップが広く、取り扱いが少ないベッドインベッドもレンタル可能です。
まとめ
ベビーベッドとベッドインベッドの特徴について比較し、ベッドインベッドをおすすめする理由を紹介しました。
ベビーベッドは赤ちゃんのスペースを区切ることができるため安全性が高く、きょうだいやペットがいる家庭では有用です。
しかし、どちらの寝床も選択可能な場合、ベッドインベッドが低コストで汎用性が高くおすすめです。
節約したい場合にはレンタルの活用という手もあります。
この記事が赤ちゃんの寝床の選択に役立つと嬉しいです。
私が使っているネオママイズムの神ベッドインベッドについて以下の記事で紹介しています。
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