【抱っこ紐】エルゴ「オムニブリーズ」とラッキー「パワーサポートキャリア」比較してみた

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育児のこと

出産前に抱っこ紐を検討していた時、ergobaby(エルゴベビー)「OMNI Breeze(オムニブリーズ)」を買っておけば間違いないと考えていました。

「3万円以上の価値があるんだよね?」と価格の高さに夫婦で疑問を持ちつつ、購入しようとしていた矢先にLUCKEY industries(ラッキー工業株式会社)の「POWER SUPPORT CARRIER(パワーサポートキャリア)」を知り、購入しました。

この記事では、実際に私がパワーサポートキャリアを購入後、オムニブリーズを体験したことでわかった2つの抱っこ紐の違いについて紹介していきます。

人気の抱っこ紐とコスパの良い抱っこ紐は何が違うのか価格を抑えたいけどやっぱり抱っこ紐といえばオムニブリーズなのだろうかと悩んでいる方は是非参考にしてください。

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「オムニブリーズ」と「パワーサポートキャリア」を比較

オムニブリーズパワーサポートキャリア
使用可能年齢0~48か月
(体重3.2kg~20.4kg)
生後14日~36か月
(体重3.2kg~15kg)
※ただし抱っこは24か月、体重13kgまで
使用方法対面抱き、前向き抱き、
腰抱き、おんぶ
対面抱っこ、前向きだっこ、
おんぶ、チェアベルト
カラー13色3色
素材SoftFlex™メッシュ
(ポリエステル100%)
メッシュ、スポーツニット
(ポリエステル100%)
本体重量740g745g
価格33,990円17,600円
2023年3月の情報

どちらも新生児から使用でき、抱っことおんぶが可能です。

オムニブリーズは使用可能年齢が長く、カラーバリエーションが豊富ですが、その分価格はパワーサポートキャリアの倍近くします。

性能や機能の違いについて細かくお伝えします。

身体への負担

ergobaby公式より引用

どちらの抱っこ紐も、肩や腰への負担が軽減するよう設計されています。腰パッドは腰全体を覆う大きさがあり、荷重を分散するための十分な厚みがあります。

パワーサポートキャリアで比較的快適に背負うことができていますが、赤ちゃんの体重が約5kgを越えた頃から、長時間背負った際に肩の疲れや重さを感じることがありました。

長時間使用時は適宜ベルトの調整をして、赤ちゃんの位置を適切に保つことで負担軽減ができます。

一方、オムニブリーズは体重7kgになった赤ちゃんを抱っこしてみたところ、ふっと肩が軽くなったのは驚きました。

腰でしっかり支え、肩ベルトがやわらかいので身体にフィットするように感じました。

身体への負担という点ではオムニブリーズに軍配が上がりますが、パワーサポートキャリアが負担が大きいというわけではありません。

私は2~3時間の外出では、ベルト調節を適切に行うことでトラブルなく使用できています。

日常的に長時間使用することが考えられる場合はオムニブリーズ、それほど頻繁に長時間使用しない場合や、ベビーカーなどの移動手段と合わせるのであればパワーサポートキャリアでも問題ないでしょう。

使用可能年齢

ergobaby公式より引用
LUCKEY industries公式より引用

オムニブリーズは全ての抱き方で4歳まで使用できます。

パワーサポートキャリアは抱っこは2歳まで、おんぶは3歳まで使用できます。

オムニブリーズはスペック上は4歳まで使用可能となっていますが、パパやママの身体的に15~16kgある4歳の子を抱っこできるかは怪しいです。寝かしつけのためや外出先で寝てしまったときなど、短時間の使用であれば可能かもしれません。

大体抱っこ紐の卒業時期は、子どもが自分で歩くようになったり、重くなって抱っこが辛くなったりなどの理由から1歳~2歳頃に多くなるようです。

抱っこ紐の卒業時期を踏まえると、オムにブリーズとパワーサポートキャリアの使用期間の差はそれほど気にしなくても良さそうです。

装着しやすさ

装着の簡便さは、慣れが大きく使っていくうちに慣れるため、それほど気にしなくても良さそうです。

どちらの抱っこ紐も、首座り前や腰座り前は赤ちゃんを片手で支えながら、もう片手で抱っこ紐を操作する必要があります。

オムニブリーズは月齢に関わらず、赤ちゃんを胸の前で抱いてからショルダーベルトを装着します。

ショルダーベルト装着後、背部の胸ストラップを留めますが、身体が硬いと難しいです。

腰ベルトと肩ベルトの調整時にも、若干やりにくさを感じました(なかなか締まらない)。

パワーサポートキャリアは首座り前の赤ちゃんの場合、先にショルダーベルトを着けてから赤ちゃんを抱っこ紐内へ迎え入れます。

赤ちゃんを迎え入れる際に、片手で赤ちゃんを抑えながら、ベルトの間に足を通すのが難しいです。

私はパワーサポートキャリアを使い始めたとき、「抱っこ紐って難しい」と思いましたが、今となっては何も思いません。

どちらも動画と説明書の両方で装着方法が確認でき、使っていればすぐにコツがわかっていきます。

装着の簡便さという点では大きな差はなく、慣れてしまえば簡単になります。

デザイン

ergobaby公式より引用
LUCKEY industries公式より引用

個人的には、デザイン性はオムニブリーズが優れていると感じます。

オムニブリーズは13色のカラーがあり、見た目がスマートです。

パワーサポートキャリアは3色展開で、ブラック、グレー、ネイビーと落ち着いた色です。

見た目はスポーティな感じでとてもシンプルです。

デザイン性を求めるのであればオムニブリーズがおすすめです。

付属機能

ergobaby公式より引用

オムニブリーズはお腹部分にポーチ(チャック式)があり、サイドポケットもついています。

ポーチは大きめなので身の回り品を入れやすいです。

また、ベルトには暗いところで役立つ反射テープがついていたり、肩ベルトにおしゃぶりを付けるためのループがついていたりと細かな便利機能があります。

パワーサポートキャリアは赤ちゃんの後頭部あたりに小さいチャック式ポケットが1つついています。

最近の大きめのスマホは入らないので、少し惜しいと思う部分です。

どうしてもポーチが必要という場合は、外付けできる商品が売っているので検討してみるのも良いですね。


ergobaby公式より引用

日よけフードはどちらの抱っこ紐にも付属しています。

素材

ergobaby公式より引用

どちらも素材はメッシュで、汗抜けが良いです。

オムニブリーズのメッシュは全体的に柔らかく、肌触りが良いです。

パワーサポートキャリアは赤ちゃんの背部メッシュはストレッチ性があり柔らかいですが、ベルト部分のメッシュ生地は硬いです。

持ち運びやすさ

どちらも小さく丸めて収納ができます

収納方法は大差なく、巻いたときのサイズ感もほとんど変わりません

オムニブリーズの方が本体メッシュが柔らかいので、若干小さいかなという感じです。

重量はオムニブリーズ740gパワーサポートキャリア745gであまり変わりありません。

いずれにしても持ち運ぶには、少し大きめのバッグが必要です。容量20L程度のリュックでは抱っこ紐を入れたらほとんど埋まってしまいます。

安全性

どちらもSGマーク対象商品です。

適用対象年齢は、製品の使用可能対象年齢とは違いがあります。

オムニブリーズパワーサポートキャリア
対面抱き生後1か月~24か月(体重13kg)生後1か月~24か月(体重13kg)
前向き抱き首が座った5か月~24か月(体重13kg)腰が座った7か月頃~24か月
腰抱き6か月~36か月(体重15kg)
おんぶ6か月~36か月(体重15kg)首が座った4か月頃~36か月(体重15kg)
チェアベルトSGマーク対象外

両方とも腰ベルトのバッグル部分には安全用ゴムループがついています。

パワーサポートキャリアには、赤ちゃんの落下防止のために、安全ベルトがついています

オムニブリーズは安全ベルトがありませんが、ベルトなしでも赤ちゃんが落下しにくい仕様になっています。必要に応じて別売りで装着できます。

ベルトがあっても大きく前のめりに上体をかがむのは危険なので、ベルトは補助程度に考える必要があり、どちらの抱っこ紐も一定の安全性は保証されています

「オムニブリーズ」「パワーサポートキャリア」はどっちを選ぶ?

オムニブリーズもパワーサポートキャリアも肩や腰への負担が軽くなるよう考え、研究して作られています。使用頻度やシチュエーション、メインとなる移動手段によって選ぶと良いでしょう。

オムニブリーズがおすすめの人
  • 肩や腰など身体への負担が少ないだけでなく、デザインや機能性も重視したい人
  • 長く1つの抱っこ紐を使用したい人
パワーサポートキャリアがおすすめの人
  • 肩や腰への負担がなるべく小さく、抱っことおんぶができれば十分な人
  • 抱っこ紐以外の移動手段がメイン(車やベビーカーなど)で、抱っこ紐への出費を抑えたい人

まとめ

エルゴベビー「オムニブリーズ」とラッキー工業株式会社「パワーサポートキャリア」を実際に使って比較してみました。

オムニブリーズはエルゴベビーの最上位モデルです。体への負担がかなり抑えられ、さらにデザインや付属品などの嬉しい機能が盛りだくさんで、世界的に人気な理由が納得できます。

パワーサポートキャリアは肩腰の負担は少なく、抱っこ・前抱っこ・おんぶに対応しています。プラスαの機能は少ないですが、必要最小限の機能に絞ることで価格が抑えられています。

抱っこ紐選びの参考になれば嬉しいです。

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