SNSで人気のネオママイズムのベッドインベッドを購入してみました。
フレームがあるため大人と同じベッドで寝ても安心で、軽くて使いやすく、インテリアに馴染みやすいカラーがとても気に入っています。
この記事では、実際にネオママイズムのベッドインベッドを新生児から1か月間使用してみて感じた「良いところ」と「気になるところ」を紹介します。
ネオママイズム ベッドインベッドについて
対象月齢 | 0~18か月 |
展開時サイズ | 横47cm×縦90cm×高さ18cm |
収納時サイズ | 横48cm×縦43cm×最小幅20cm |
重さ | 2.1kg |
カラー | 3色(COCONUT MILK、DOVE GLAY、SMOKE PINK) |
価格 | 12,750円 |
ネオママイズムのベッドインベッドは日本国内で安全テスト済みの品質と素材、デザインを兼ね備えたベッドインベッドです。
頭部と脚部にPPフレームが入っているため、パパママと同じベッドで寝ても赤ちゃんがつぶれないようになっています。
寝床を作るときに一番不安なのが赤ちゃんの窒息ですが、敷パッドには適度な硬さがあります。
パッドを取った本体は硬いため、背骨が柔らかい新生児にも安心して使えます。
ネオママイズム ベッドインベッドの良かったところ
簡単に移動できる
頭部と脚部にフレームが入っていてベッド自体が硬くしっかりしているので、赤ちゃんを寝かせたまま簡単に移動させることができます。
我が家では夕方にリビングで寝た赤ちゃんを寝室に運んでいます。
抱きあげたりする必要がないため、赤ちゃんを起こさずに移動できます。
夜は料理や食器洗いなど家事のいろいろな音で赤ちゃんが起きやすいので、とても助かっています。
また、夫婦で話すときもコソコソ声になりがちですが、別の部屋に簡単に移動できるので二人の時間を音を気にせず楽しめます。
昼間は掃除機をかけるときに、赤ちゃんを起こさずにベッドごと安全な場所に移動することができます。
ベッドインベッドでもフレームがなく柔らかいものは移動ができないため、ネオママイズムのベッドインベッドは移動できることがとても助かっています。
低月齢の赤ちゃんであれば、防水シーツとバスタオルを敷いて脱衣所で赤ちゃんの待機場所にも使えます。
私はネオママイズムのベッドインベッドを昼間はリビング、夜間は寝室と両方で使っています。
昼間の居場所、夜の寝床と分ける必要がなく、ベッドインベッド1つで完結するため出産準備で購入するものが少なくてすみました。
ベッドアップで吐き戻し防止ができる
『傾斜調節機能付き』で頭側が5度~30度の範囲でベッドアップできます。
消化管が未発達な新生児はミルクの吐き戻しが多く、窒息に注意が必要ですが、このベッドは赤ちゃんを置く場所に傾斜をつけることで、ミルクの吐き戻しを予防できます。
30度の傾斜をつけると、身体が小さい新生児には結構しっかりした傾斜となります。
授乳中に寝落ちしてしまったときや上手くゲップが出せなかったとき、赤ちゃんをベッドに寝かせるのは少し不安になりますが、傾斜があることで安心して寝かせることができます。
時間が経ったら赤ちゃんが寝ていてもタブを回して、傾斜を最小に調整できます。
赤ちゃんを起こさないようゆっくり下げていく必要はありますが、タブ自体は回しても音はしません。
カバーとパッドが洗える
本体からカバーを取り外すことができ、パッドもカバーも洗濯機で丸洗い可能で清潔を保てます。
赤ちゃんは代謝が良いため、大人より汗をかきやすく、吐き戻しやオムツ漏れなどでも寝床が汚れやすいです。
洗濯機が使えるため手間が少なく、赤ちゃんのお世話で忙しいパパママには、手入れが簡単という点が非常にありがたいです。
実際にオムツ漏れやよだれ、ミルクの吐き戻しなどで汚れたため、パッドは何回か洗濯しました。
洗濯後は、昼間に干しておけば夕方には乾くのも嬉しいポイントです。
ちなみにグレーのカバーは、インテリアにも馴染みやすい落ち着いた色味で、シミができてもわかりにくいので良かったです。
コンパクトに畳めて持ち運びやすい
真ん中から半分に折り畳んで、持ち運ぶことができます。
取っ手がついているため、片手でも持ち運びが容易です。
長距離の持ち歩きには専用ケースも付属しているため、里帰りでの利用や旅行先でも使うことができます。
重さは2.1kgですが、取手やケースがあるため女性1人でも簡単に持てました。
里帰り出産の場合は自宅に戻るときに荷物が多くなるため、コンパクトだと荷物で送っても持ち帰っても嵩張りません。また、実家と自宅それぞれでベッドを準備しなくて良いので助かります。
フレームがしっかりしている
頭側と足側にPPフレームという硬い骨のような素材が入っています。
フレームはしっかりしているため、生後1か月までの間で赤ちゃんが乗り越えてくることはありませんでした。
赤ちゃんと一緒に寝るときは、大人の寝返りが心配となりますが、しっかり赤ちゃんを守ってくれる強度があります。
気になるところ
移動するときに背中が折れる
フレームは頭部と脚部のみに入っており、持ち運びが容易なように半分に畳めるため、一人で持ち上げるとベッドの真ん中が折れ曲がります。
簡単に移動できることがメリットなのですが、赤ちゃんが寝ているときに移動する場合、背中あたりが折れて移動させにくいので注意が必要です。
私たちは2人で移動させていますが、慣れるまでは持ち上げたときに背中が曲がってしまい、赤ちゃんが起きてしまったことがありました。
1か月使用してみて、だんだんと折り曲げずに持ち上げるコツを掴めました。
1人で持ち上げて移動させることもできますが、安定しないためおすすめしません。
一人の時は床をスライドさせています。
フラットにならない
傾斜がつけられる反面、最小の角度が5度なのでフラットになりません。
新生児は結構小さいため、5度の角度でも傾きが大きく感じます。
上の方に寝かせても、手足をバタつかせて、いつの間にか足元の方へズレ落ちています。
真ん中あたりのフレームが入っていない部分は壁が柔らかいので、月齢が進むとベッドの外に出てしまいそうで心配です。
実際に1か月経つ頃には、お尻が壁に引っかかっているだけで脚がベッド外に投げ出されていることがありました。
クイーンサイズのベッドでも窮屈
ベッドで一緒に寝るためにベッドインベッドを選択しましたが、クイーンサイズのベッドでも圧迫感があります。
寝ているときに動かないタイプのパパママなら良いかもしれませんが、寝返りを打ったり、腕を広げたりしたらすぐにお互いに当たってしまいます。
今までクイーンサイズで悠々と寝ていた私たちは、どうしても狭さを感じ、夜中に目が覚めてしまうなど睡眠の質が落ちてしまいました。
結局現在はベッドインベッドとして使用しなくなり、母親の私と赤ちゃんがリビングの床で寝ています。
このネオママイズムのベッドインベッドに限らず、ベッドインベッドとして使用する際は、ベッドのサイズと親の就寝スペースを意識しておく必要があります。
18か月まで使えるかはわからない
対象月齢は0か月~18か月となっていますが、すでに生後1ヶ月半でベッドが小さくなってきたように感じます。
ベッドの下の方に下がってきてしまうと窮屈そうに足を曲げているか、膝から先が壁から飛び出しています。
寝返りができるようになったら、使用できないのではないかと心配しています。
この点は、また何カ月後にレビューしたいと思います。
【2023.5.30追記】
実際に生後7か月まで使用したレビューを別記事で紹介しています。
「ベビーアムール」のベッドインベッド
Amazonでベビーアムールというメーカーが同様の商品を販売しています。
ネオママイズムの先駆商品であり、作りや性能はほぼ一緒なので、少しでも安く購入したい方にはおすすめです。
カラー展開も似ていますが、色味はネオママイズムの方が優しい色合いで日本人好みになっています。
ネオママイズムは日本市場向けにより品質が担保されています。
価格は数千円の差なので、より安全・安心を取りたい方はネオママイズムのベッドインベッドをおすすめします。
まとめ
ネオママイズムのベッドインベッドを新生児から1か月間使用しました。
しっかりしたフレームがあり、赤ちゃんの寝床が守られている安心感があるベッドです。
1か月使用してみて最も良かったのは、赤ちゃんが寝ていてもベッドごと持ち上げて移動できることです。コンパクトに持ち運びができるので、自宅だけでなく、これから帰省や旅行などで役立ちそうです。
傾斜でズレ落ちやすい点や長く使えない可能性がある点は気になりますが、1か月の時点では危険なことはなく、赤ちゃんもよく寝てくれています。
部屋のスペースの問題でコンパクトなベッドを探している方、自宅だけでなく実家や旅行先でも幅広く活用したい方にオススメです。
購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
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