【チェーンスパイク】Amazon激安中華メーカーとモンベルを比較してみた!

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登山ノウハウ

みなさん、チェーンスパイクをお持ちでしょうか。

私たちのように夏山をメインに登っている人にとって、冬用の道具は出番が少なそうで高価な製品を買うのは勇気が必要ですよね。

Amazonにある中華メーカーからは、比較的安価なモンベルのチェーンスパイクのさらに半額で発売されています。

安全のために品質の良い道具を使用するのは重要ですが、まずはお試しという場合には中華メーカーでも十分かもしれません。

この記事では、私たちが購入したAmazonの激安中華チェーンスパイクとモンベルのチェーンスパイクを比較します。

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Amazon中華メーカーとモンベルの比較

価格

中華メーカーモンベル
価格1,980円5,830円
1,980円は私たちが購入した商品の価格

一番の差は値段で、私たちが購入した中華チェーンスパイクはモンベルの約3分の1です。

Amazonには名前の違うメーカーがいくつもあり、もっと安い製品も存在します。

収納ケースなどの細かな違いはありますが、本体はおそらくどれも同じ製品で、同じ工場で製造されたOEMなのでしょう。

まずはお試しという場合に、2,000円であれば買ってみようという気持ちになりますよね。

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モンベルチェーンスパイク足底部 公式サイトより引用
中華メーカーのチェーンスパイク
中華メーカーモンベル
爪の数19本10本
中華メーカーのスパイクは大体19本爪が多い

中華メーカーのチェーンスパイクは爪の数が多く、数字だけで見るとモンベルのほぼ倍です。

踵部分はモンベルが爪2本に対して、中華メーカーは7本あります。

中華メーカーは踵のかなり後方ギリギリにも爪が付いており、実際に使用してみても下り斜面で踵から着地したときにしっかり食い込んでいる感覚がありました。

踵部分を除くと、爪の位置は大体同じです。

モンベルは金属プレート1か所につき爪2つですが、中華メーカーは爪3つです。

中華メーカーを使っていて3つだから特別滑らないという感覚はないため、正直2つと3つの違いはないと思います。

爪の大きさ(長さ)はあまり変わりません。

中華メーカーのレビューには、爪が曲がったという記載も見かけますが、

私たちは約2年使ってみても、いまのところ変形はありません。

チェーン

中華メーカーのサイドはダブルチェーン(一部の接合部は熱処理加工)

チェーンはどちらもステンレス製ですが、チェーンの形や組み方に違いがあります。

中華メーカーは靴のサイドに当たる部分がダブルチェーンとなっており、耐久性が向上しているようです(いまのところ壊れていない)。

爪とのつなぎ目にわずかに隙間がある

プレートとの接続部はシングルチェーンで曲げ加工されていますが、少し隙間が広い箇所があります。

中華メーカーの一部のレビューでは、歩行中にチェーンが外れたという記載があるため注意が必要です。

品質にばらつきがあるようなので、使用前にチェーンの隙間を確認した方が良いです。

私たちは購入当初、隙間を小さくしておこうと全力でペンチでつまんでみましたが、力不足でビクともしませんでした。

かなり固いので、最初から広い隙間でなければ、後から開いて外れるということは中々ないと思います。

ラバーバンド

結構伸びる

中華メーカーとモンベルどちらも耐寒性のあるエラストマー(ゴム)で作られています。

サイズにもよりますが、女性の私にとって中華メーカーのラバーは結構硬く、座りながら両手で引っ張って装着することがありました。

モンベルも同じ種類の素材ですが、柔軟性を特徴としている記載があるので、気になる方は試してみてください。

この記事を書いている時点で2年(シーズン)使用していますが、ゴムの亀裂はありません。

また、硬化している感じもありません。

ゴムとチェーンの接続部は分厚く補強されている

チェーンの固定部分はどちらも補強されています。

中華メーカーはチェーンと接する部分に厚みを持たせています。

モンベルは青い異なる素材で耐久性を確保しています。

モンベルのほうが耐久性がありそうですが、中華メーカーでもいまのところ破損していません。

重さ

中華メーカーモンベル
重さ367g325g
Mサイズで比較

両足で約40gモンベルが軽量です。

前述の通り、中華メーカーのチェーンスパイクは爪が多いことで重くなっています。

チェーンスパイクは凍った地面を歩けるよう金属製で強度が必要な装備なので、重さがペアで300~400g程度あるのは一般的です。

片足20gの差なので、装着してしまえば誤差の範囲だと思いますよ。

サイズ

モンベルはSサイズからあり、靴サイズ 20.5cmから対応しています。

中華メーカーのチェーンスパイクはMサイズから(大体23cm~)のサイズ展開が多いです。

子どもや脚の小さな女性は、Sサイズが入手できるモンベルを購入しましょう。

付属品(ケース、バンド)

モンベル収納ケース 公式サイトより引用
中華メーカーの収納ケース

中華メーカー、モンベル、どちらも専用のケースがついてきます。

見た目だけでいれば、モンベルが断然かっこいいです。

私たちの購入した中華メーカーのケースは、いかにも安っぽいですが、チェーンスパイクの爪が突き抜けることなく使えています。

マジックテープ式で折り返して留めるようになってる

中華メーカーは誤脱防止のためのバンドがついています。

ちなみに、私は着脱が面倒なので使ったことがありません。

チェーンスパイクのサイズを間違えなければ、バンドがなくてもズレることはないですよ。

まとめ

モンベルの3分の1の価格で購入できる中華メーカーのチェーンスパイクですが、実際に購入して2シーズン、耐久性も問題なく使用できています。

踵の後方ギリギリまで爪がついている点は、モンベルより優れていると感じます。

中華メーカーの商品レビューには、チェーンが破損したといった記載もあります。

チェーンの隙間が広いなど、価格が安いので品質にはバラつきがあるようです。

破損したら帰れないといったテクニカルな山にはチェーンスパイクで行くことはないと思いますが、品質や信頼性を重視したいといった方には、モンベルなどのきちんとしたメーカーの製品をおすすめします。

私たちのように、夏山がメインで冬山はすこしだけかじってみたいという場合には、中華メーカーのチェーンスパイクもオススメです。

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