【初心者DIY】スノーピーク シェルフコンテナ25 天板自作にはアイアンバーがオススメ

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キャンプノウハウ

シェルフコンテナは見た目もスタイリッシュで、キャンプ道具の収納に便利です。

シェルフコンテナにピッタリの天板があると、上に荷物を置けてさらに便利になります。
既製品の天板もありますが、身近な道具で初心者でもDIYすることが可能です。

この記事では、初心者でもできるシェルフコンテナの天板DIY方法と、ぴったりサイズのアイアンバーを紹介します。

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シェルフコンテナ25天板DIYに必要なモノ

天板用の木材天板本体です。
縦310mm×横430mm×厚み15mm
アイアンバーストッパーとして使用します。
長さ300mm(バー部分は270mm)×高さ26.2mm ×2本
サンドペーパー木材表面の仕上げに使用します。
粗い/細かい複数の番手が入っていると便利です。
塗料木材の保護や色味の変更に使用します。
こだわりがなければ不要です。

天板の木材とアイアンバーを入手すれば、特別な工具は不要で一般的な家にあるもので作成可能です。

天板用の木材

天板用の木材はパイン集成材を選択しました。

パイン集成材は軽くて柔らかくため、DIY初心者でも加工しやすいです。
どこのホームセンターでも置いてあり、ネット通販でも購入できます。

サイズは、縦310mm×横430mm×厚み15mmです。

購入する際に、カットサービスを利用すれば、自分でカットする手間が省けます。
ホームセンターにより木材を購入すれば、無料もしくは1カット10~50円程度でお願いできます。

DIY初心者がノコギリで真っすぐカットするのは難しいので、カットも合わせてお願いしましょう。

木材の厚みは薄いと強度不足ですが、厚くても重くなって使いにくいので、10~15mmがオススメです。

アイアンバー

天板のストッパーとして、両サイドにアイアンバーを2本使用します。

ストッパーとなる部品を探して複数のホームセンターを徘徊しましたが、最終的にネットで見つけたアイアンバーが天板の短辺にちょうど良いサイズでした。

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固定部分を含めたアイアンバー全体の長さ300mm、飛び出たストッパーとなる部分の長さ270mmです。ストッパー部分の長さがシェルフコンテナ短辺内径より短いので、若干ぐらつきますが気になるほどではありません。

もともとストッパーは天板をカットしたときの端材を使用していましたが、割れてしまったのでアイアンバーに変更しました。

サンドペーパー

ホームセンターでカットしてもらった木材は、そのままだとささくれがあるので、やすり掛けが必要です。

100均で購入できる複数の番手がセットのものがオススメです。
#240以上をよく使用するため、#240~#600くらいが入っているものを選ぶと良いです。

塗料

天板の保護や色味を変えたい場合に使用します。そのままの風合いがよければ不要です。

個人的にパイン材の色は薄かったため、ワトコオイル(W-12 ミディアムウォルナット)を塗布しました。高級感のある色合いが気に入っています。

ワトコオイルはニスのようにツヤツヤした仕上がりではなく、木材本来の風合いになります。

ワトコオイルの塗布にはハケやウエス(布切れでOK)があると便利です。

ワトコオイルの使用・保管・破棄には注意点があります。
ワトコオイル公式サイトに掲載されているため、一読してみてください。

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初心者でもできる天板DIY方法

ホームセンターなどで木材を購入するときにカットまでお願いすれば、やすりをかけて、塗装して、アイアンバーを取り付けるだけです。

ここでは、それぞれの手順の詳細とポイントを紹介します。

天板の用意

10円玉の曲線に合わせて、角を削った

縦310mm×横430mmサイズの木材を用意します。

私たちは、シェルフコンテナの角が丸いので、天板の角を丸く削りました。

サンドペーパーだけだと時間がかかるので、ノコギリなどで角を落としてからサンドペーパーを掛けるのがオススメです。

ホームセンターによっては、曲線(ラウンド)カットがお願いできる場合があります。

天板のやすり掛け

面取りすると触った時のアタリが柔らかくなります
表面の滑らかさが塗装の仕上がりに繋がります

サンドペーパーを使用して、角の面取りと表面を滑らかにします。

粗い番手から細かい番手の順に、木材の6面全てをやすり掛けします。
手で触ったときに引っかからず、滑らかになるまで続けます。

どの番手までやるかは、突き詰めるときりがないので、納得する範囲でOKです。

天板の塗装

ここではワトコオイルを塗布する方法を記載します。

塗装をしない場合はスキップできます。

ワトコオイルの塗布方法
  • STEP1
    ワトコオイルを準備

    食品トレーなど捨てられる入れ物に少量ずつ出します。

  • STEP2
    ハケで天板にオイルを塗布

    木目に沿ってオイルを塗布します。

    素早くハケを動かして全体を塗っていくのがポイント。
    ハケが止まってしまうと、その部分だけ色が濃くなってしまいます。

    木材の切断面はオイルを吸収しやすいので、塗料を少なめにするか、ウエスで叩くように塗布してみてください。

  • STEP3
    余分な塗料の拭き取り

    30分ほど乾燥させて、ウエスで染み出た塗料を拭き取ります。

  • STEP4
    オイルの再塗布(スキップ可能)

    1時間ほど乾燥させて、再度ハケでオイルを塗布します。

  • STEP5
    ウェット研磨(スキップ可能)

    STEP4のオイルが乾かないうちに、サンドペーパー(#400くらい)で木目に沿って研磨します。

    表面に出てくる細かい屑や余った塗料をウエスで拭き取ります。

  • STEP6
    乾燥

    24時間以上乾燥させます。

STEP2~4を繰り返し実施すると、色を濃くできます。

STEP4と5を実施すると、仕上がりが良くなります。仕上がりを求めない場合はスキップできます。

乾燥時間は目安です。気温に応じて時間を調整してみてください。

作業完了後、トレーに残った不要なオイルはウエスで吸い取り、水で濡らして破棄します。

天板にアイアンバーを固定

左側の土台がねじれてしまったけど、初心者なので気にしない

天板裏側の両サイドにアイアンバーを取り付けます。

コンテナ短辺の内径が42cmなので、左右のバーの外側の間隔(緑のライン)は41.8cmとしました。

取り付けする土台は回転するため、ねじ止め部分を内側にすると天板からはみ出ません。

位置を仮決めし、電動ドリルやキリで下穴を空けてから、アイアンバーをネジ止めします。下穴の深さはネジの長さの半分が目安です。

下穴なしでも固定は可能ですが、木材が割れる可能性があるため注意が必要です。

完成したらこんな感じ

上から見た図
一方に寄せると5mm程の隙間
横から見た図

アイアンバーはシェルフコンテナ短辺の内径より少し短いので、片側に寄せると5mm程度の隙間ができますが、気になるほどではありません。

片側だけ持ち上げられる

アイアンバーは高さが3cm程度あるので、天板を片側だけ持ち上げてシェルフコンテナの中身を確認しても天板がズレて落ちないのが嬉しいです。

注意点(ワトコオイルは防水性なし)

ワトコオイルは防水性がないため、水をこぼすとシミになるためすぐにふき取りましょう。

ワトコオイルの上からニスで防水性を持たせることもできますが、メンテナンスができなくなります。

メンテナンスを行うことでワトコオイルによる木材の風合いを長持ちさせることができます。
詳しいメンテナンス方法は公式サイトに記載があります。

まとめ

シェルフコンテナの天板のDIYは特別な工具を使わないので、DIYが初めての方も挑戦できます。

必要な材料は100均とホームセンターでほとんど手に入れられます。

天板のストッパーは端材でも作れますが、紹介したぴったりサイズのアイアンバーがオススメです。ブラックのアイアンバーがシェルフコンテナを引き締めてくれます。

シェルフコンテナの天板をDIYするか購入するか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

私たちはこの天板を三脚と組み合わせてテーブル化するDIYも行いました。
今回取り付けたアイアンバーは三脚テーブル化した際に、シェラカップなどをぶら下げられるので便利です。

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