【揚げ物でベタつき】メスティンの油汚れを落とす方法

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油の量を節約できるため、揚げ物でメスティンを使うことがあります。

気付くとベタつく油汚れが付いてしまい、普通に洗っても全然落ちなくなってしまいました。

一般的に油汚れには重曹が有効ですが、メスティンは酸にもアルカリにも弱く重曹が使えません

この記事では、私が試して効果があったメスティンの油汚れの落とし方や注意点を紹介します。

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メスティンの油汚れに重曹は使えない

油汚れの掃除には重曹を使うことが一般的ですが、アルミニウム製のメスティンは酸にもアルカリにも弱く、アルカリ性の重曹を使うと黒ずみができたり腐食して劣化に繋がってしまいます。

重曹以外の方法を調べて色々試した結果、焦げ落としに使うクエン酸が油汚れにも効果的であることが分かりました。

クエン酸は酸性なので、厳密にはアルミニウム製メスティンに使用できませんが、調べていくと重曹ほど強力ではないため使用できるようです。

メスティンの油汚れを落とす方法

油汚れの状態

五徳が当たる部分に沿って丸くベタつきが付着
ティッシュがはりつくベタつき

メスティンで揚げ物をした後、いつも通り水やお湯で洗って乾かしていました。

内側はきれいになりますが、外側の底面には茶色や透明のベタベタが付着していました。

このベタベタはティッシュが付いて離れないくらいの粘着力があり、かなり不快です。

クエン酸で煮込む

クエン酸で煮込む
  • STEP1
    メスティンの取っ手を外す

    トランギア製の場合、取っ手は煮沸できないため取り外しましょう。

  • STEP2
    大きな鍋にメスティンを入れる

    メスティン全体がつかるくらいの水を入れて、水1Lに対して20gの割合でクエン酸を入れて軽くかき混ぜます。

  • STEP3
    10分程度煮込む

    10分程度煮込んで取りだすと、茶色や透明のべたつきが変色して黄色になって浮き出てきます。

  • STEP4
    スポンジで軽くこする

    浮いてきたスポンジで軽くこすると、消しゴムのカスのように取れていきます。

    煮た後のメスティンは熱いのでやけどに注意してください。

  • STEP5
    完了

    若干くすんでいる箇所はありますが、べたつきはきれいに取れました。

  • STEP6
    シーズニング

    クエン酸によりシーズニングが剥がれてしまいます。

    トランギア製メスティンなどのようにシーズニングが必要な製品は、再度シーズニングを行います。

油汚れが落ちなかった方法

結果的にクエン酸を使用しても腐食などは見られませんでしたが、酸性のクエン酸を使用するのは避けたいと考え、クエン酸を使用する前に違う方法を試してみました。

中性洗剤で洗う

メスティンの洗い方について、トランギア公式サイトでは「普通の洗剤と柔らかいスポンジ」で洗うように記載されています。

食器用中性洗剤を使用して柔らかいスポンジでこすってみましたが、今回のベタつく油汚れは全く落ちませんでした。

お湯で汚れを柔らかくする

底面のみ煮沸
テカテカと光っていた透明のベタつきはなくなりました

トランギア以外のメーカーが販売しているメスティンの取り扱い説明書を見ると、汚れを落とす場合は「熱湯に浸して柔らかくする」ように記載されているものがあります。

沸騰したお湯で5分ほど煮込んでみたところ、ティッシュが張り付くような強いベタベタはなくなりましたが、軽いベタつきだけは残ってしまいました。

この軽いベタつきはスポンジで擦っても落ちませんでした。




まとめ

メスティンで揚げ物をした後のベタつく油汚れの落とし方を紹介しました。

頑固な油汚れは、中性洗剤や煮沸など基本的な洗浄方法では落とすことができませんでした。

クエン酸を使うことで油汚れを落とすことができますが、再度シーズニングが必要に注意が必要です。

メスティンに限らず、アルミ製鍋のベタつく油汚れに困っていたら試してみてください。

メーカーによっては、メスティンでの揚げ物を推奨していない場合があります。
この記事はメスティンで揚げ物をすることを推奨するのではなく、油汚れが付着してしまった場合の落とし方について試した結果を記載しています。
油の発火等のリスクがあるため、メスティンでの揚げ物は自己責任でお願いします。

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