2022年4月上旬、ミツマタ群生地が有名な栃木県の焼森山~鶏足山を縦走しました。
数年前からSNSでミツマタの写真を見かけ、行ってみたいと思っていました。
標高400mほどの低山ですが適度なアップダウンと多方面からのルートを楽しめる山です。
ミツマタのシーズン中は群生地近くの駐車場を利用できないので、ハイキングを兼ねて行くことをおすすめします。
この記事では、「焼森山~鶏足山」の登山記録とミツマタ群生地について、下山後のグルメを紹介します。
焼森山~鶏足山の登山について
焼森山は標高423m、鶏足山は標高430mの里山で、栃木県茂木町と茨城県東茨城郡城里町の境にあります。
ミツマタ群生地が有名で、見ごろの3月中旬から末にかけてはミツマタ目当てに訪れる人が最も多い時期です。
ミツマタは春早くに咲く黄色や白の花で、枝が3つに分かれることから「三椏(ミツマタ)」と名付けられています。
3月末までは混雑緩和のため、ミツマタ群生地近くの駐車場は閉鎖され、有料のシャトルバスが運行しています。
私たちは4月上旬に行ったので規制が解除されていましたが、ハイキングも兼ねてミツマタ群生地近くの駐車場は利用せず、「いい里さかがわ館」の駐車場を利用しました。
私たちは焼森山登山口から入って、焼森山~鶏足山を縦走し、ミツマタ群生地に寄って焼森山登山口へ戻りました。
標高差約500m、距離約5km、行動時間約4時間でした。
焼森山から鶏足山は地図上グレーの矢印の道をいく予定がルートミスでオレンジの道を行ったため、予定より距離も時間も増えてしまいました。
焼森山~鶏足山登山レポート
「いい里さかがわ館」をスタートして登山口へ
「いい里さかがわ館」を出発し、焼森山の登山口までは細い林道を歩いていきます。「いい里さかがわ館」で簡単な登山マップを入手することができます。
登山口は林道の途中にあります。標識があるためわかりやすいです。
焼森山を目指して
道はわかりやすいですが、こまめにアップダウンがあり、登山道に根が張り出していたり、写真のような岩場が少しありました。
登山口から30分ほどで焼森山に到着しました。
ルートミス!鶏足山へ遠回り
焼森山から鶏足山へ縦走します。
山頂から鶏足山方面に向かって右手の道を進むはずが、左手の道を下ってしまい、大人一人分ほどの幅しかない急斜面を歩くことになってしまいました。
滑りそうで冷や冷やしましたが、幸いすれ違う人がおらず事なきを得ました。
一旦下りきってしまったので標識の分岐から再び登り返し、鶏足山の山頂へ到着。
展望台からは天気が良いと富士山が見えるそうです。
鶏足山にはそこそこ人がいましたが、茨城県側の登山口から上がってくる人が多い印象でした。
今回のお目当てミツマタ群生地へ
先ほどの分岐まで戻り、ミツマタ群生地の方向へ。
黄色い花がちらちら見え始め、ミツマタ第二群生地へ到着します。
さらに下ると第一群生地に着きました。
入場料は300円です。paypayが使用できました。私は電波がなく、現金でお支払い。
第二群生地ですでに満足気味でしたが、せっかく来たので入ろうということで入場。ここを見ずに帰って良い訳がありませんでした。入って良かった・・・
見渡す限りのミツマタ!!!
写真撮ったり、花を覗いてみたり、見下ろしてみたり・・・1時間くらい滞在したような気がします。
上から見る白いミツマタと下から見る黄色いミツマタの両方を楽しめます。
ちなみに、ミツマタは本当に三又に枝分かれしているかどうか確かめてみてください。実は…
駐車場手前で焼森山方面への道へ
ミツマタ第一群生地の出口から下ると駐車場がありました。
私たちは焼森山登山口へ戻るため、駐車場に向かう道中の左手から登り返します。Yamapではルートがないですが、道はありました。斜度があってこの登り返しが一番きつかったです。
焼森山手前で入山してきた道と合流し、焼森山登山口へ下山しました。
下山後グルメ
山登りの後は、その土地の安くて美味しいグルメとコスパのいい温泉に寄るのが私たちの定番になっています。
今回はあまり汗をかかなかったので入浴せずに帰宅しました。
地元グルメ「いい里さかがわ館」
「さかがわの昼めし」と「そばどろぼう」を食べました。
土日限定で「さかがわの昼めし」は売り切れてしまうこともあるそうです。
地産地消の食材を使った全て手作りのお弁当!
とても美味しかったです。
いい里さかがわ館 | |
住所 | 栃木県芳賀郡茂木町大字飯362-1 |
値段 | さかがわの昼めし(900円)、そばどろぼう(200円) |
まとめ
栃木県と茨城県の県境にある焼森山と鶏足山を縦走してミツマタ群生地へ行ってきました。
登山者もそこそこいて、登山道がきれいな里山でした。ややルート分かれが多いので道迷いには注意が必要です。
時期になると開花状況や駐車場規制情報が「いい里さかがわ館」のホームページから確認できるため、チェックしてみてください。
第一群生地は有料ですが、入場料を支払う価値ありなのでおすすめです。
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