【SOTO】ステンレスダッチオーブンの手入れ!サビ取りとすす落とし方法

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キャンプノウハウ

ステンレス製のダッチオーブンは一般的に錆びないと言われていますが、全く錆びないわけではありません。金属製品との接触や汚れの付着などにより錆びてしまう可能性があります。

私たちはSOTOのステンレスダッチオーブンをキャンプと自宅でヘビーに使用しており、よく見るとサビが発生していることに気付きました。

この記事では、ステンレスダッチオーブンのサビ取りとすす落とし方法を紹介します。

この記事でわかること
  • ステンレスのサビとすす汚れをきれいにする方法
  • ステンレスが錆びてしまう原因と対策
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「サビ取り」「すす落とし」に必要なモノ

ステンレスダッチオーブンのサビ取りとすす落とし必要なものは2つだけです。

必要なもの
  • スポンジ(固い面があると便利)
  • クリームクレンザー
ユニリーバ クリームクレンザー ジフ 270ml ( キッチン回り洗剤・クレンザー )

SOTOのダッチオーブンの説明書にサビ取りの方法が記載されています。
ステンレス用のクリーム洗剤は、ジフなどのクリームクレンザーのことです。

万一サビが発生した場合は、ステンレス用のクリーム洗剤をスポンジ・タワシ等につけてこすり落とし、よくすすいでください。

引用:SOTOステンダッチ5種取説改版予定180614

ステンレスダッチオーブンの手入れ方法

サビの落とし方

ダッチオーブンの内側底面

私たちのステンレスダッチオーブンは内側に小さなサビが発生していました(赤丸の部分)。

錆びている部分以外にも変色している箇所があります。

これらは洗剤を付けたスポンジで洗っても落ちませんでした。

スポンジの硬い面にクレンザーをつけて、全体的に擦ります。

クレンザーは少量でOK

円形の溝に沿って擦っていきます。

力を掛けるよりは、優しく撫でるようなイメージです。

途中確認しながら、ひたすら擦る

サビや変色が落ちたら、食器用洗剤で洗い流します。

取り切れていない部分はあれば、もう一度クレンザーを付けて擦るを繰り返します。

新品とまではいえませんが、サビや変色が落ちてきれいになりました。

トータル15分くらいできれいになった

すす汚れの落とし方

焚き火に放り込んで直火で調理したりするため、すす汚れが結構付きます。

ダッチオーブンがキャンプ専用の場合は気にしませんが、我が家では自宅でも使うので定期的に掃除します。食器用中性洗剤で洗いましたが、下の写真のようにすす汚れを取り切れませんでした。

サビ取りと同様に、クリームクレンザーで線に沿ってスポンジで磨きます。

食器用洗剤で洗った後(変色やすす汚れが取り切れない)

クリームクレンザーで磨いた後が下の写真です。

クレンザーで磨いた後

クエン酸や重曹でもすす落としが可能

すす落としにはクエン酸または重曹を使用する方法もあります。

すすが付着した物を鍋などに入れ、水にクエン酸または重曹を溶かして沸騰させます。
沸騰したら火を止めて、可能であれば何時間か置いて、スポンジで擦ることできれいになります。

ダッチオーブンはダッチオーブンを入れられる鍋がないため、私たちはクレンザーを使用してきれいにしました。

食器などの小物にはお手軽で有効です。

ステンレスダッチオーブンが錆びる原因と対策

原因1:食器を中に入れたままにした(金属との接触)

ステンレス自体は錆びにくい金属ですが、腐食しやすい金属と接触することでステンレス側にもサビが生じてしまいます。

これは「異種金属接触腐食」と言われています。

特に水素(H)よりもイオン化傾向が下(イオンになりやすい)の金属は、空気中でも水分がありますからイオン化して、空気中の酸素などと結びついて酸化物を作ろうとする金属です。これらを卑金属と言います。(中略)電位が大きく離れている金属同士が電解質中(電気が流れやすい状況)で接触すると、卑(いや)な金属の方のイオン化がますます促進されます。この現象を「異種金属接触腐食」と言います。

引用:ステンレスと異種金属との接触についての問題点

キャンプで使用することが多いアルミ製の食器は相性が悪いです。
金属との間に水分がある状態で錆びやすくなります。

私たちはステンレスダッチオーブンの中に食器を入れて持ち帰り、自宅で洗うことがありました。

対策は金属が触れないようにすることです。
ダッチオーブンの中に食器など金属を入れないのがベストです。
入れる場合はしっかり乾燥させ、タオルなどで保護すると良いです。

原因2:スープなどをそのままにした(塩分の付着)

ステンレスは表面を酸化被膜(不動態被膜)という膜によって守られているため、腐食しにくくなっていますが、塩分を含むものや付着物により被膜は壊れてしまいます。

ステンレンスを保護する酸化被膜が不安定になることで、サビが発生する原因となってしまいます

私たちはダッチオーブンが汚れた状態で持ち帰り、自宅で洗うことがありました。

ステンレスは塩分を含むものの長期保管には不向きです。
鉄製と比較して神経質になる必要はありませんが、鍋のスープなどはできるだけ早めに洗いましょう。

まとめ

ステンレスダッチオーブンに発生したサビ、焚き火で付着したすす汚れはクレンザーをつけたスポンジで擦ることで落とすことができます。

錆びにくいといわれるステンレスですが、金属との接触や塩分の付着により錆びることがあるため注意が必要です。

ステンレス製のダッチオーブンはシーズニング不要で洗剤で洗うことができるため、使い勝手がとても良い製品です。定期的にメンテナンスを行って大切に使っていきたいですね。

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