育児初心者のパパママにとって、やっと外出できるようになったばかりの赤ちゃんをデイキャンプに連れて行くのは不安があります。
私たちも公園デビューしたばかりの赤ちゃんをデイキャンプに連れて行くのはハードルが高く感じました。しっかり事前準備をしてイメージを膨らませておくことで、初めてのデイキャンプを楽しむことができました。
この記事では、赤ちゃんと初めてデイキャンプをするときの5つのポイントを紹介します。
赤ちゃんと初めてデイキャンプのポイント5つ
早めに出発する
朝は早めに出発することが重要です。
夫婦でキャンプをしていたときの倍くらい時間がかかると考えて予定を立てましょう。
赤ちゃんが泣きだしてしまうと授乳やオムツ替え、抱っこであやすなど予定外のイベントが発生するため、なかなか時間通りにいきません。
出発が遅くなると帰宅も遅くなります。夕方は赤ちゃんのお風呂や寝かしつけ、自分たちの夕飯やお風呂があり忙しいですよね。
赤ちゃんの1日のリズムを崩さないために、早出早着で夕方のルーティンが普段の時間に行えるよう帰宅しましょう。
前日のうちに準備をすませ、当日は赤ちゃんの授乳タイミングに合わせて、すぐ出発できるようにしておくとスムーズです。
- 前日のうちにキャンプ道具やお出かけグッズを準備しておく
- 車の場合は、街中や高速道路の混雑を早めに抜けられるように出発する
シミュレーションをしておく
事前にシミュレーションしておくことが重要です。
どこで授乳やオムツ替えをするのか、泣いたときはどうするかを考えておきます。
車の中やテントの中で赤ちゃんのお世話を行う場合、必要なものや方法をイメージしておく必要があります。
私は車内でオムツ替えをしましたが、椅子の座面が斜めで赤ちゃんが滑ってしまい手こずりました。事前に車内でお世話する場所を確認しておけば良かったなと思いました。
また、泣いたときは普段のように抱っこしてあやす予定でしたが、当日かなり日差しが強く、歩き回ることができず焦りました。
- 赤ちゃんのお世話をする場所(車内やテント内)と実際にできるか、何が必要か確認する
- 泣いたときに普段と同じ対処方法がとれるか、できなければ代替案を見つけておく
チャイルドシートに慣らす
チャイルドシートに乗る練習をしておく必要があります。
1か月健診が終わると徐々に外出ができるようになるので、すぐに帰ってこれる距離からドライブしてみると良いです。
赤ちゃんによってはチャイルドシートに乗せると泣いてしまうことがあります。
不快感を取り除き、少しずつ慣らして長く乗れるようになってくれば、デイキャンプへの道が見えてきます。
低月齢の赤ちゃんは後ろ向き乗車のため、運転席から様子が見れません。
赤ちゃんが泣いていると運転者は気になってしまいます。気がそれてしまい危ないので、パパママが赤ちゃんをチャイルドシートに乗せて運転することに慣れておくのも重要です。
- 外出許可が出たら近場のドライブから少しずつ時間を伸ばしていく
準備と片付けを楽にする
夫婦でキャンプをしてた時と違い、準備と片付けを楽にできることを重視するとスムーズです。
赤ちゃんが泣いてしまったら、パパママどちらか1人が赤ちゃんのお世話で離れられなくなります。
もう一方が準備や片付けを1人ですることになるかもしれません。そのため、大型のテントやタープの使用は避けた方が無難です。
準備と片付けを楽にする方法の1つは、使う物を減らすことです。タープだけ立ててテントは使わない、コットで椅子を代用するなどです。
もう1つは、料理を簡単にすることです。買ったものを食べる、お昼には帰宅して自宅で食べるなどです。料理をするとしても簡単にできるメニューにして、炭火で調理するものは買わないようにしましょう。
- 持っていく物を減らし、準備や片付けに時間がかかるキャンプ道具は極力避ける
- 料理は最悪自宅へ持ち帰っても食べられるような簡単なものがおすすめ
赤ちゃんの服装調節をする
赤ちゃんは体温調節がまだ上手にできないので調整してあげる必要があります。
デイキャンデビューはなるべく気候が安定している春や秋がおすすめです。
それでも日が出ると暑くなったり、風が強くて寒かったりします。
寒い時期は薄手の肌着と洋服を重ね着し、アウターにしっかり防寒できるフリースやダウンを持っておくと良いです。
赤ちゃんは手足で体温調節するため、1着で手足の先まで覆ってしまう服より着脱できる靴下などが便利です。
寒い場合は着込むことができますが、暑い場合は服装だけで調節するのは限界があります。
テントは風が通りやすい向きで日陰に張る、ひんやりグッズや扇風機を使用するなどの対策が必要です。
普段の自宅内の温度が把握できていれば、温度を確認して服装を調節することができます。
持ち運べるコンパクトな温度計が便利で、私たちはドリテックの温湿度計を使っています。温度だけでなく湿度も分かり、赤ちゃんのそばに置くことで実際の温湿度を確認することができます。
- 寒い時期は重ね着で調節しやすい服装を選ぶ
- 暑い時期はポータブル扇風機や保冷グッズを活用する
感染症に注意する
赤ちゃんは免疫力が弱いため、感染症への注意が必要です。
設営などで土に触れた後、調理する場合は生の肉などの食材に触れた後など、汚れた手で赤ちゃんに触れないように注意が必要です。
水場の近くですぐ手洗いできるサイトを利用する、ウェットティッシュですぐ汚れを拭き取れるようにするなどしましょう。
日本では多くないですが蚊が媒介する感染症もあるため、テントをメッシュにして過ごす、蚊帳を使うなど対策をしたいですね。
混雑する週末や時間帯、特に感染症が流行りやすい冬は人混みをなるべく避けた方が良いです。
キャンプ用の買い出しだけであれば前日までに済ましておきましょう。
- 手を清潔にするために水場近くのサイトやウェットティッシュを持参
- 暑い時期は虫対策、寒い時期は人混みを回避
まとめ
赤ちゃんとデイキャンプへ行くためのポイント5つを紹介しました。
初めてのデイキャンはパパママがドキドキしますが、事前に準備をしておくことで不安が解消でき、当日慌てずに出かけることができます。
赤ちゃんの体調と機嫌を優先して、厳しいと感じたら無理せず延期することも重要です。
パパママ、赤ちゃんにとってデイキャンプが楽しい思い出になりますように。
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