2023年2月に神奈川県横須賀市にある大楠山を登ってきました。
山頂へのコースは5つあり、歩きやすいコースが複数あります。
この記事では、前田橋コースと大楠芦名口コースを通った大楠山ハイキングについてレポートします。
大楠山ハイキングコースについて
大楠山は神奈川県横須賀市にある標高242mの山です。
三浦アルプスの一部で三浦半島最高峰の山です。
ハイキングコースは5つあり、塚山・阿部倉コースは階段の急登があり、コースタイムが長いです。
湘南国際村コース、前田橋コース、大楠芦名口コースは1時間前後で山頂へ到達でき、子ども連れや初心者におすすめです。
それぞれのハイキングコースの詳細とコースマップは横須賀市のホームページで確認できます。
コースマップはpdfファイルで入手することができます。
今回、私たちは「県立 立石駐車場」に車を停め、前田橋コースを登って大楠芦名口コースを下りました。
累積標高約400m、総距離約9km、コースタイム約2時間半でした。
ハイキングレポート
「県立 立石駐車場」からスタート
「県立 立石駐車場」に車を停めて出発します。
到着したのは朝9時半頃。62台駐車可能で、まだ数台空いていました。
夏は一般道へはみ出るほど混雑するそうです。
駐車場への道は一方通行なので、混雑時は入ってしまうと出られなくなる可能性があるため注意が必要です。
下山した13時頃は満車で常に3~4台の車が順番待ちをしていました。
駐車スペースは狭めで隣の車とかなり近いです。風が強い日は特に乗り降りに注意が必要です。
駐車場を出て国道134号を歩くと10分ほどで前田橋バス停に着きます。
飛び石歩きの前田川遊歩道
バス停横の道を入っていくと前田川に沿って歩く遊歩道に降りられます。
川の上を渡る箇所には飛び石や橋が掛けられています。
飛び石はバランスを崩して落ちないように慎重に行きました。
子どもを抱っこしていると足元が見にくいので1人で歩くときのように軽快には歩けません。
浮石はなく、石の表面が乾いていたので滑ることはありませんでした。
小さい滝があったり、気持ちの良い道が続きます。
階段多めの前田橋コース
前田川遊歩道から20分ほどで登山口に到着します。
ここから大楠山山頂に向けて登っていきます。コースタイムだと1時間20分です。
歩き始めるとすぐに森の中になり、登山道っぽい雰囲気になりましたが道はとてもきれいです。
階段で標高を上げていきます。
2月上旬でしたが、空は晴れ渡り、気温も10度以上あったため歩くと暑かったです。
我が子は長袖カバーオールにフリースベストを着せ、手足は私のシェルで覆っていました。
大楠山山頂へ到着
勾配が緩やかになると展望台が現れますが、まだ山頂ではありません。
展望台から景色をちょっと堪能し、さくっと山頂を目指します。10分くらいで山頂に到着しました。
登山口からは約1時間ほどでした。
山頂にはビューハウスがあり、営業していました。トイレもあります。
ビューハウス横には先ほどより大きい展望塔がありますが、ビューハウス営業時間外は展望塔には登れないようです。
相模湾や東京湾を見渡せます。遠くには雲がかかっているため伊豆方面や富士山は見えず残念。
山頂は広々とした休憩スポット
山頂は広く、多くの登山者がお昼にしていました。私たちもタイベックシートを広げて休憩です。
生後4カ月になり、体を動かしたいお年頃なのでずっと抱っこ紐の中は難しくなってきたため、シートを敷いて下ろせるスペースがあると助かります。
手足を動かして楽しそうにしていました(この後眠くてめちゃくちゃ泣きました)。
桜の花がいくつか開花していました。これから花の時期なのでますます山行きが捗りそうですね。
大楠芦名口コースを通って下山
20分ほど休憩した後、山頂手前の分岐まで戻り、大楠芦名口バス停方面へ下ります。
砂利道や勾配が急な箇所はありますが、車が通れるような道なのでほぼ一般道の感覚で難なく歩けます。
40分で国道まで合流しました。
下山途中に吹く風が暖かく、春が近くなってきたのを感じて嬉しくなりました。
パン屋と海岸へ寄り道しながら駐車場へ
大楠芦名口から県立 立石駐車場までは約1.6km、歩いて20分ほどです。
途中、目星をつけていたパン屋さんへ寄りました。
外出先で美味しそうなパン屋を見つけるとつい入ってしまいます。
購入したカレーパンを帰りに食べましたが、周りはサクッと揚がっているのにパン自体のモチモチ感が残っていてとても美味しかったです。
道路に飽きたので帰りは秋谷海岸を歩きました。山の恰好で海辺は浮きますね。
子どもは初めての海でしたが、しっかり寝ていました。
まとめ
2月上旬に神奈川県横須賀市にある大楠山へ前田橋コースと大楠芦名口コースを通って周回しました。
前田橋コースは階段ばかりなので、足元が見えにくい抱っこ紐登山では登りに利用して良かったです。
今回も住宅地のすぐにある山でしたが、一歩登山道に入るとすぐに外界から切り離され、とても気持ちの良いハイキングができました。
車と公共交通機関の両方でアクセス可能で、下山後はカフェが所々あるため食事も楽しみに歩くことができます。
とても良い山だったので、今度は他のコースも歩いてみたいです。
コメント