これまで登山では、スノーピーク「チタントレック 900」をクッカーとして使用していました。
最近の私たちはドライフードが中心で、900mlのクッカーは大きすぎると感じました。
ウルトラライト系のハイカーがマグカップをクッカーとして使用していると知り、元々キャンプで使用していたスノーピーク「チタンシングルマグ 450」をクッカーとして利用してみました。
この記事では、登山で450mlのマグカップをクッカーとして使用してみてわかったこと、注意点を紹介します。
「チタンシングルマグ 450」をクッカーとして使ってみて
ドライフード中心なら十分に使える
お湯だけで調理が可能なアルファ米などのドライフードが中心であれば、クッカーとして十分使用可能です
ドライフード中心の食事のときはマグカップ、しっかり料理するときは大きめのクッカーと使い分けるのが良いと感じました。
サクッと登りたい日帰り登山ではエマージェンシー道具の一つとして、バッグに入れておこうと思います。
蓋があると燃効率が向上

熱効率を上げてガスの節約、砂や虫の侵入を防ぐ目的で、蓋があると便利です。
蓋ありと蓋なしの状態で、300mlの水が沸騰するまでの時間を計ってみました。
ガスの火力はエコ気味にしています。
蓋あり | 蓋なし | |
気泡が発生し始めるまで | 2分 | 3分 |
沸騰するまで | 3分 | 3分30秒 |
蓋ありは蓋なしより、約85%の時間(=ガスの量)でお湯を沸かすことができました。
素人の実験なので、多少の火力差などはあるかもしれません。
スノーピーク純正の蓋はありませんが、EPIgas「シングルチタンマグカバー T-8113」がフィットすることで有名です。
他にもTITAN MANIA(チタンマニア) チタンマグカップがフィットします。
こちらは蓋の取っ手を立てることで、沸騰しても取っ手が熱くなりにくいのでオススメです。
クッカーとして使用するときの注意点
OD缶をスタッキングできない

110サイズのOD缶はクッカー内には入りませんが、チタンシングルマグと直径が大体同じなのでスマートです。
登山時期にもよりますが、110サイズは二人でテント2泊までであれば余裕があります。
もう少し大きな600mlサイズのクッカーは、110サイズのOD缶が中に入るものもあるようです。
アルコールストーブや固形燃料であれば、クッカー内に収納できるものもあるため、さらなるコンパクト化が可能です。
取手が熱くなり素手でつかめない
チタンシングルマグは縦長で直径が小さく、火と取手の間隔が近いです。
強めの火力で使用すると取手が熱くなり素手では掴めなくなります。
加熱後は手ぬぐいなどの布で巻いて持てばよいだけなので、特段気にしていません。
布が熱くなったバーナーに触れないようにだけ注意が必要です。
耐熱のラバーが巻かれたクッカーもありますが、不意に火にあたり溶けてダメになることもあるので、あまり信用していません。
そのまま袋麺を茹でられない

登山では、安く入手でき、塩分が取れ、身体が温まる袋麺を食べることが多いです。
カップ麺と比較して、ゴミがコンパクトなのもメリットです。
よくある袋麺に必要なお湯の量は、400~450ml程度です。450mlサイズのマグカップでは麺をいれると溢れてしまうため、そのままでは調理できません。
コジーと呼ばれる保温袋を併用することで、袋麺を調理することができます。
- 冷めやすいクッカーと異なり、長く温かい食事ができる
- クッカーはお湯沸かし専用となるため、掃除が楽&清潔を保てる
- 麺を煮ないため、燃料の節約となる(カップ麺と同じようにお湯を入れて待つ)
コジーについては、次の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
スノーピーク「チタンシングルマグ 450」はクッカーとしても使用可能でした。
山飯がドライフード中心であれば、450mlというサイズも問題とならず、軽量・コンパクトでおすすめです。アルコールストーブや固形燃料と組み合わせると、さらにコンパクトになります。
山でも湯沸かし以上の調理をする場合は、通常のサイズのクッカーが適しています。
日帰り/テント泊、食事メイン/景色メインなど山行によって、クッカーを使い分けるのがベストだと感じました。
チタンシングルマグは、家でもキャンプでも登山でも使える万能ギアです。ぜひクッカーとしても使用してみてください。
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