キャンプや登山で道具が増えてくると、運搬が面倒になってきます。
特に集合住宅に住んでいて、駐車場が遠い場合は、自宅と車の往復だけでヘトヘトに。
困った時のモンベルということで、大きなカバンを探して手にしたのが「キャンピングトートバッグL」です。キャンプ道具や登山道具をまとめて運べるので、自宅と車の数往復が1往復で済むようになりました。
この記事では、私たちが愛用するmont-bell「キャンピングトートバッグL」をレビューします。
キャンピングトートバッグL の特徴
Lサイズの容量はなんと100リットル
キャンピングトートはMサイズとLサイズの2種類がありますが、Lサイズは高さ50×幅70×奥行き30cmで、容量100リットルの大きさです。
100リットルというと、1週間以上の海外旅行で使うスーツケースくらいです。空港で見かける旅行客が転がしているスーツケースの中でデカいな~と思うサイズのやつです。
キャンプに行く時は、二人分の寝袋・マット・着替えなどの嵩張る物が全て入り、登山の時は、二人分のテント泊ザックや登山靴などが全て入ります。
ただし重いモノを詰めすぎると、一人では持てない重さになります。
私たちは集合住宅に住んでいるため、キャンプや登山にいくとき自宅と車を何往復もするのがとても面倒でしたが、このバッグのおかげで1往復で車に積み込めます。
荷物が多いときは前日夜に準備するということもありましたが、当日朝でも慌てなくなりました。
分厚い生地と丁寧な縫製で頑丈
モンベルのキャンピングトートは分厚い生地で丁寧に縫製されており、とにかく頑丈です。
なんと、側面の生地は450デニールで、底面は1000デニールです。
1000デニールと言われても想像がつきませんが、女性用タイツで分厚いモノでも100~120デニールほどなので、約8~10倍くらいの厚さです。それでも想像できませんが、頑丈なのです。
パンパンに荷物を詰めて、3年以上ハードに使用していますが、破損する気配すらありません。
縫製のほつれや生地の破けなどの物理的な破損よりも、ウレタンコーティングなので生地内側が先に加水分解しそうです。
底面には10mm厚のクッション
底面には10mm厚のクッションが入っていて、大切な道具を守ってくれます。
側面はクッションなしなので過信は禁物ですが、重いバッグをドスンと置いても安心感があります。
芯材は入っていないので、底面もグニグニ曲がります。
倒れやすいこともあり、壊れやすいは道具はハードコンテナに入れた方がいいです。
完全防水ではないけど、フラップにより多少の雨は防げる
生地がウレタンコーティングされているので多少の雨には耐えられますが、防水ではありません。
バッグの開口部のフラップを閉じれば、中身を濡らさずに持ち運べます。
フラップを閉じたときには紐を固定できるので、荷物が飛び出る心配がないのが嬉しいです。
ショルダーベルトと手持ち用ハンドルで持ちやすい
ショルダーベルトと手持ち用ハンドルが付いており、2種類の持ち方が可能です。
荷物が軽いときは、手持ち用ハンドルでサクッと持ち運べます。フラップが膨らむまで荷物を詰めると持ちにくいです。
荷物が重いときは、ショルダーベルトを肩にかけ、ボトム部分についているハンドルを握ることで、肩への負担を軽減して持ち運べます。ボトム部分のハンドルは片側のみについています。
1人で持てない重量のときは、2人で肩にかけて運べます。
使用しないときは小さく収納できる
厚い生地ですがしなやかなので、折り畳むと大体5センチくらいの厚さでコンパクトになります。
キャンプ場で荷物を出した後は、テント内にコンパクトに置いておけたり、自宅でも隙間に収納できます。
底面はクッション材があるので、折り畳めません。
私たちのキャンピングトートバッグの使い方
キャンプのときは、テント、タープ&ポール、コット×2、椅子×2、シュラフ×2、マット×2、焚火台、ペグ一式をまとめて入れています。
大きな道具を入れたあとに、小さい道具を隙間に詰めて、シュラフはフラップ部分に押し込んでいます。着替えや防寒着を押し込むこともあります。
重量は24kgで、なんとか1人で持ち上げられます。バッグ自体は壊れそうな感じが全くありません。
まとめ
超デカいモンベルの「キャンピングトートバッグ L」を紹介しました。
アウトドア道具を一度にまとめて運べるので、キャンプや登山にいくハードルが少し下がりました。
このバッグの魅力は、パンパンに荷物を詰めてもびくともしない頑丈さです(先に一人では持ち運べなくなります)。
他のメーカーにも同じような大型トートバッグがありますが、強度がないとせっかくの大容量が活かされないので、強度といった観点で比較してみるのがオススメです。
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