【赤ちゃんと登山】神奈川県 二子山を抱っこ紐で赤ちゃんとハイキング

*本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
子どもと登山

気持ちいい秋晴れが広がる11月下旬の日曜日、こんな日に家にいたらもったいないと30分で自宅を飛び出し、子連れならぬ子抱っこハイキングに行ってきました。

神奈川県逗子市と葉山町の境に位置する「二子山」が今回の目的地です。

この記事では、抱っこ紐で生後2か月の赤ちゃんを連れて行った二子山のハイキングコースとレポートを紹介します。

二子山の登山道はきれいに整備されていますが、程よく山っぽさを楽しめる道になっていて、親子登山にちょうど良い山でした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

二子山ハイキングコースについて

二子山とは

神奈川県逗子市と葉山町の境にある標高208mの山です。

逗子市の自然回廊として東逗子駅から周回で歩くコースがあり、登山道は岩場などがなく、歩きやすいように整備されています。

晴れの日は山頂から東京湾を見渡すことができます。

コースマップ

逗子市が公式で出している「逗子市の自然の回廊」の1つに二子山回廊(二子山ハイキングコース)があります。

引用:逗子市の自然の回廊 二子山回廊コースの紹介
※リンクからpdfの地図をダウンロードできます。

東逗子駅から周回で歩くことができ、距離8.6km、コースタイム2時間35分です。

私たちもコースマップ通りに時計回りで歩いてきました。

東逗子駅近くの二子山登山道入口から山頂は山道ですが、山頂から南郷上ノ山公園までは砂利道になっています。

子連れで登山道はハードルが高いという場合は、南郷上ノ山公園から山頂を往復するだけでも十分楽しめると思いました。

登山道にはトイレがないです。南郷上ノ山公園や駅で利用できますが、オムツ台が必要な場合はルート上にある「葉山ステーション」か駅近くの「ヨークマート」になります。

授乳室はないのでケープやミルク用のお湯を持参する必要があります。

ちなみに、東逗子駅近くには「あづま湯」という銭湯があり、下山後に入浴できるハイキングコースです!(土日の営業は13時~)

アクセス

公共交通機関の場合、JR横須賀線 東逗子駅から二子山登山口まで徒歩5分ほどです。

車の場合は、登山者専用の駐車場はありません。

そのため私たちは駅近くのコインパーキングを利用しました。

南郷上ノ山公園駐車場に駐車して歩くという方法もあります。
駐車料金は無料で、利用時間は午前8時~午後4時50分(6月~8月は午前7時30分~午後6時20分)です。
駐車場は広いので準備がしやすいです。

ハイキングレポート

住宅地の中に突如現れる入口

駅近くのコインパーキングに車を停めて、二子山登山道入口まで住宅街の中を歩きます。

「二子山登山口」の位置はgoogle mapに載っているので道案内が使えます。

急に現れる登山口

コンクリートの細い道を抜け、階段や勾配ある坂を上ると、住宅地の中にいきなり二子山登山口が現れます。

ジブリの世界が待っていそうな入口の違和感とワクワク感です。

低山らしからぬ山道を行く

登山口から山頂は整備されているので歩きやすいですが、木々が生い茂り、所々木の根が張り出していて山道という感じです。

相方はベアフットトレーニングでサンダル

岩場や鎖場などはないので技術難易度は低いですが、道が細く谷側に切れ落ちている部分があるため滑落には注意が必要です。

標識で時々現在地を確認しましょう

分かりやすいように標識があり、標識に振られているひらがなと数字は二子山山系自然保護協議会のマップと対応しています。

しかし時々標識のない分岐や踏み跡があるため道迷いにも注意が必要です。地図を確認しながら歩きます。

日当たりが悪く、前日の朝に降った雨で地面が濡れていたため、ぬかるみや滑るところがあります。赤ちゃんを抱いていて、絶対に滑って転ぶわけにはいかないということで、私は1本だけストックを使いました。

もふもふの尻尾がかわいいリス

途中でリスに会いました。神奈川のこんな住宅街にリスがいる山があるなんて驚きです。ちなみに、赤ちゃんは爆睡中。

2か所ほど大きな段差があるところがあり、赤ちゃんに注意しながら足上げたりしましたが、基本的には淡々と土の道を登っていきます。

気温が18度ほどですが風があるため日陰は少し肌寒いです。歩いている間は暖かく、半袖でもいいくらいでした。

11月下旬のこの時期なので、虫が少なく歩きやすいですね。

展望良好な二子山山頂に到着

南郷上ノ山公園からのルートと合流し、砂利道を500mくらい歩くと二子山山頂に到着です。

みなとみらいの建物までくっきり見えます

展望台からは東京湾を見渡せます。海にビルに・・・神奈川らしい景色です。

山頂は広さがあるのでレジャーシートを広げることができます。私たちはテントのグランドシートとして使用しているタイベックシートを広げてお昼を食べました。

冷めてしまっても、山頂で食べるだけで美味しい

山頂でマックが食べたいという私の要望により夫に担ぎ上げてもらいました。限定バーガーはもう売り切れでした残念!

ウルトラライト ミルク&オムツシステム

赤ちゃんもここでお昼です。これが我が家のウルトラライト ミルク&オムツシステム。

スタッフサックがオムツより軽い・・・

天気がいい日でしたが人が少なく、かなりのんびりできました。

山頂ではバーナーでラーメン食べながら飲んでる人がいて楽しそうでした。

ノースフェイスのブランケットが活躍

身体を動かさないで座っていると少し肌寒いです。

ノースフェイスの「リバーシブルコージーブランケット」がとても優秀。

防風性があって掛物や敷きマットとしてはかなり暖かいし、これにクリップつけたら授乳ケープにも抱っこ紐ケープにも変身します。さらに撥水で、軽くて小さくなる。

こういう1つで何役にもなるアイテムはハイキングでも日常でも重宝します。

南郷上ノ山公園を通って下山

山頂から下り、登ってきた道とは反対の南郷上ノ山公園方面へ下山します。

登りの登山道とは違って砂利道で車も走れそうなほど広く、山歩きをしない人や小さい子どもも登りやすい道でした。

犬の散歩している人が多く、私たちと同じように赤ちゃんを抱っこ紐に入れて歩いている人もいました。

途中に広場が4つあり、テーブルやベンチ、東屋があるので、散歩がてらこの広場でピクニックをしにくるだけでも楽しそうです。

住宅地のすぐ近くなのに、こんな自然に溢れた山があるなんてコンクリートジャングルの民からしたらとても羨ましいです。

最後はちょっと急な坂道を下りて公園に着き、帰りはハイキングマップの通りに住宅街や公園を通り抜け、駐車場へ戻りました。

コースタイムは2時間35分ですが、休憩を含めてトータル3時間のハイキングでした。

まとめ

神奈川県の逗子市と葉山町の境にある二子山に登ってきました。

東逗子駅のハイキングコース入口からの周回コースでは、標高差200mながら静かな山道を楽しむことができ、赤ちゃんを連れて歩くのに程よい運動量でした。

赤ちゃんや小さな子供を連れて歩くのは自信がないといった方は、南郷上ノ山公園から山頂往復コースがオススメです。スニーカーで歩け、30分程度で山頂に到着します。

電車でのアクセスも良いので、これからの冬の寒い時期には身近な低山を歩いてみてはいかがでしょうか。

コメント